3.下水道技術の維持・発展に関する事業(公3)
技術者養成事業
下水道維持管理研修会
県内自治体を対象に、下水道事業に従事する職員の下水道維持管理に関する専門的知識を習得するための研修会を実施しています。
研修会の様子①
研修会の様子②
市町村下水道担当職員研修
市町村の下水道担当職員の技術習得及び維持向上を目的とする初級・中級研修を実施しています。
この研修では、市町村の厳しい財政状況の中でも多くの下水道担当職員が受講できるよう、研修にかかる宿泊費等を当公社が負担して実施しています。
<公社負担>受講料、テキスト代(講義資料を含む)、宿泊費
<市町村負担>旅費・日当(各市町村の基準による)
(初級研修)
開削現場見学
初級研修に参加いただいた皆さん
(中級研修)
グループ討議
中級研修に参加いただいた皆さん
市町村職員の技術研修制度
市町村より派遣された職員に対して、下水道に関する実務研修を行っています。
(受入実績:12市町村13名〔平成8年度~平成24年度〕)
期 間:3年以内
身分・給与:身分は市町村職員と公社職員の職を合わせ有するものとし、給与は公社給与規程により公社が負担します。
下水道排水設備工事責任技術者資格認定事業
福島県においては、当公社が市町村と協定を締結し、統一試験及び更新講習会等を実施しています。
当公社が実施する下水道排水設備工事責任技術者認定試験に合格し、責任技術者名簿に登録されると公社と協定を締結している市町村において、責任技術者として認められます。
【資格認定事業】
年1回、受験者を対象に統一試験及び事前対策としての受験講習会を実施し、責任技術者の技術水準の確保に努めています。
【更新登録事業】
5年毎に責任技術者の資格更新登録業務として更新講習会を実施し、責任技術者の技術力の維持・向上等に努めています。
公社職員による受験講習会
公社職員による更新講習会
調査研究事業
維持管理におけるコスト縮減、環境負荷の低減及び下水道技術の向上等を目的として実施しています。
【平成29年度研究テーマ】
- ●あだたら清流センターにおける汚泥処理運転安定化の検討
- ●市町村下水道施設維持管理業務調査(継続)
- ●汎用ICT機器の維持管理業務への導入検証
【第54回下水道研究発表会】
- 主催:(公社)日本下水道協会
- 平成29年度発表テーマ
- 「『下水道統計』の見える化による県内下水道事業への活用検証」
- ※平成28年度の社内調査研究発表会において、広く発表すべき内容を発表テーマとしています。
公社の調査研究発表会
昨年の公社職員の下水道研究発表会における発表
下水道事業相談業務
市町村等における下水道事業の計画又は実施、維持管理等に関する様々な相談に対して、公社が保有する技術力・情報を活用して助言等を行う業務を実施しています。